2009年02月16日

金本さんのブログがはじけ杉な件(兼「覚悟のすすめ」読書感想文)

昨日の野球界は、
WBC代表候補、33選手集結 宮崎合宿(asahi.com)
野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表候補選手らが15日、宮崎市に集結した。16日から22日まである宮崎合宿には、代表候補33選手が参加する。15日夜に行われたミーティングでは原監督が「船は出航しました。力を合わせて強いチームを作りましょう」と選手に呼びかけた。
 大会連覇を狙う日本は、この合宿で代表メンバーを28人に絞り込む。1次ラウンドは3月5日の日本―中国(東京ドーム)で開幕する。
このニュースがメインとなるんでしょうが、当ブログでは今のところ特筆して書く内容を思いつきませんので、T-Blogでない方の球児のブログのエントリー
にほんブログ村 野球ブログへbanner_21.gif←こちらを見てもらうとして、今回は球児と同様2つのブログがある金本さんのブログがはじけ杉な件。

そういえば、この本を9月の発売開始日に自宅近くの書店で購入したんですが、感想文のエントリーがまだでしたのでこの件も込みで(爆)

まずは、今年の1月15日にアメブロで立ち上げた「金本知憲オフィシャルブログ『世界の鉄人』
アメブロはじめました!から5日間は毎日更新してましたけど、さすがにブログの方はフルイニングとはいかず、1月20日の更新はなし。それ以降、特に2月に入ってからはキャンプインで更新のペースが落ちてきて、直近では2月13日の「携帯」。携帯(ドコモ)に娘さんからもらったストラップのほかに、キューピーちゃんもつけてるんですね。⇒拡大画像
mykeitai 090216genzai.jpg←「自分のはコレ」って誰も見たいは言ってないかw
現在のところアメブロの人気芸能人・有名人ランキングのスポーツ部門で13位。ダルビッシュ(1位)やafo(5位)やもえのカレ氏(12位)には負けてますが、岩村(17位)やハマの番長(23位)には勝ってますね。
もっとも、昨日のエントリーで紹介した読売新聞の「好きなプロスポーツ選手」アンケートでは、金本さんが日本のプロ野球の現役選手のトップ(8位・ダルビッシュは16位)ですし、本業第一ですからね。

もうひとつの公式サイト中のメッセージでは、
最近の新井大後輩パートT(01/22)
新井さん、近況報告パートU! (02/04)
あの新井さん近況報告パートV & キャンプのベンチ裏! (02/07)
と粗いさんへの深い愛が伝わってきます。粗いさんも公式サイト立ち上げませんかね。。。

その新井さんも読んだと思われる
金本知憲「覚悟のすすめ」(角川書店)
阪神を強くした金本の、肉体、精神力、リーダーシップに迫る!

[内容]
金本は、いかにしてダメ虎を常勝軍団にし、連続フルイニング出場の世界記録を達成したのか。その肉体、精神力、リーダーシップの秘密に迫る。また、阪神移籍の真の理由など、本書でしか読めない本音も満載!

はじめに
 覚悟のすすめ/護摩行と数珠/コンクリートを突き破る雑草

第一章 折れない心
 知らなかった「大記録」/何があっても休まない/不動のレギュラー/ケガと言わなければケガじゃない/練習で五割でも試合で十割できる/無理だと思ってもやってみればできる/ケガは試合で治す/「よし、今日もやってやる」/デッドボールの後こそ踏み込む/真剣勝負だからいえること

第二章 努力する心
 練習するのが当たり前/コンプレックスと屈辱/ビビリだからこそ努力する/よいと思うことは何でも試してみる/油断と慢心が最大の敵/努力が「習慣」になる/満足したら終わり/もっとがむしゃらに

第三章 チームプレー
 低かった評価/星野監督の熱意/自分が果たすべき役割/チームバッティングに徹する/犠牲になれない選手たち/前後を打つ若手の力を引き出す/個人記録よりチームの勝利/苦しい時こそ真価が問われる/打撃改造とホームラン/記録が伸びたのは岡田監督のおかげ/傷をなめあうのがチームワークではない

第四章 強靭な肉体
 プロでは無理だ/今できることを着実にやる/ガリガリだった入団当時/若い頃から三十代後半を見据えて鍛えた/振る力がついてきた/パワーとスピードの両立/パワーは維持しつつも動きを重視/私のトレーニング法/食事もトレーニング/故障とケガは違う/成果は努力によって築く/選手生命

第五章 感謝の心
 信頼に応える/感謝の心を持つ/やらされる練習だってためになる/やらされる練習だってためになる/ファンを喜ばせることが結果や評価につながる/島野さんに捧げるホームラン

第六章 リーダーシップ
 準備=覚悟があれば絶対に心はブレない/チームが苦しい時にどうふるまうか/「全試合出場目指せ」/「緊張感も集中力もない」と鳥谷を叱る/監督で豹変する選手たち/「ああ、タイガースなんだな……」/「もう自分のためだけプレーする」/チームに危機感が甦った/選手も裏方もみんなが誇りを/慢心ではない自信がチームにみなぎっている/「戦う姿勢」を阪神の伝統に/二五〇〇本安打もタイムリーで

おわりに


自分はこの本を9月はじめの発売日に購入して、すぐ読了して、金本さんがセ・リーグか日本シリーズのMVPになったら祝福エントリーとして感想文と合わせてアップするつもりだったんですが、結局この本の「おわりに」に書かれている「”日本一”の監督として岡田監督を胴上げしたいと思う」が実現できなかったので、

金本知憲「覚悟のすすめ」〜まさに有言実行のMVP

というタイトルでのエントリーは、昨シーズンについては幻に終わりました。
岡田監督の胴上げは実現したんですけどねw

監督は真弓さんに代わりましたが、今シーズンこそ「真弓さんより先にアニキ胴上げ」でもいいので実現をお願いします。

これだけでは、感想文にならないので内容について触れると、まず最初に
「私は、どちらかといえば強くはない人間である。」
と始まるところ。それが、
「強い『覚悟』を決めれば、なんでもできる。もはやおそれるものはない。」
と。この最初のP.3-9までの「はじめに」のところで多くの方が勇気づけられると思います。
金本さんは、清原さんのように最初から野球エリートとしてプロになった選手ではなかったのが、ここまでの選手に成長したわけですから、同じような立場だった新井さんが敬愛するのもよくわかります。
「第2章 努力する心」の「もっとがむしゃらに」では昨年の7月6日の横浜戦の9回表の大逆転劇を引き合いに出して、「試合でも『自分がなんとかしなければいけない』という気持ちを忘れずに向かっていかなければならないといいきかせている。歳を重ねて成長するもの・・・・・それは精神力に他ならない。」
と締めくくってます。
この試合は自分も生観戦していましたが、実は8回裏に7−4で横浜が勝ち越した時点で負け試合だと思って、9回表二死一塁の関本の打席のところでメガホンをバッグにしまって帰り仕度をはじめていたところ、関本と新井がつないでアニキに回ってきたところで
「これでアニキに逆転ホームランが出たらホンマにドラマやね」
と思ってたんですけど、ホンマに打つとは。。。恐れ入ります。「アニキ一生ついていきます。」の世界ですね。

RIMG0154.JPGRIMG0122.JPG

それと、FAのときのいきさつや、2004年には1回の優勝で満足して向上心の欠けてしまった阪神の選手に失望して呆れ返ってチームプレイをしなかったことなども書かれてます。

ともあれ、この本を読めば金本さんが「アニキ」と呼ばれている理由はようわかるはずです。

【ご参考】
Amazon書評
「覚悟のすすめ」感想文、どうぞ!(^^) (yu's room)
posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 11:37| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ関連読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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