

(注)この本は11月3日に読了してますが、オフネタ用にここまで引っ張りましたw
ひろさちや「人生哲学 阪神タイガース的」(ソニー・マガジンズ新書)
「負けたかて かめへんやんか 虎が好き」
この心境こそが、勝ち負けを気にせず人生を楽しむ秘訣なのです。
人間、死んでしまえばみんな平等です。
ならば、生きているあいだ、あくせくする必要はありません。(中略)
もっとのんびりやりましょう。
阪神ファンは、そういう心境に達することが容易にできますよね。
阪神ファンとして長年の“修行”を積んだ結果、心の平安を得るに至った著者が綴る、「阪神タイガース的生き方」のすすめ。
[著者]ひろさちや
1936年、大阪府生まれ。
東京大学文学部印度哲学科を卒業した後、同大学院博士課程を修了。気象大学校で20年間教壇に立つ。
仏教を中心にわかりやすく宗教を説き、老若男女問わず、多くのファンに支持されている。
著書は『お念仏とは何か』(新潮選書)、『「狂い」のすすめ』(集英社新書)、『無責任のすすめ』(ソフトバンク新書)、『やまと教−日本人の民族宗教』(新潮選書)など500冊以上になる。
今年の阪神タイガースV逸のショックに立ち直れない方にはこの本の一読をおすすめします(爆)
なかなかここまでの境地には達することは出来ませんが。。。
ノムさんクソミソに言われてますね。。。⇒この本の件で
ポイントは、この2つだと思いますが、以下【目次】に沿って内容や所感のピックアップを
1.阪神ファンは阿呆やねん
〜あほでないと阪神ファンやってられません。あほやから逆境に耐えていける。しかりですね。。。
2.阪神タイガースは悪妻なんや
〜筆者は1973年のV逸がいまだにトラウマになっているとのこと。35年後も同じことを繰り返すなんてね。。。「歴史は繰り返す」ってある意味真実。。。
ただ、阪神ファンであれば立派な哲学者になれるともw
3.勝ち負けにこだわらない
〜勝ち負けにこだわるのが巨人ファン、こだわらないのが阪神ファンの本来の姿だと。。。
4.新人類と旧人類と化石人類
〜自分は筆者と同様「阪神優勝、巨人最下位」を希望するものですが、最近の阪神ファンには、巨人なんてどうでもええと思う人が増えてきていると指摘。
ただ、巨人に関心を持ちすぎることで、巨人をのさばらせてきたかもしれない。今後は無視することで弱体化させよか。とも反省してます。
5.なんだか変だぞタイガース
〜つい最近まで「開幕や 残りは全部 消化試合」、判官びいきの伝統にかなうチームだったのにね。最近は違ってきてますね。自分が思うに「判官びいき」志向の人は、広島やベイ、楽天とかオリとかに流れてるんじゃあないかな?
でも、今年のV逸で「やっぱりタイガースはタイガース」と筆者は安心したかも・・・
6.監督は猿回しの親方
〜ここでノムさんを「個性を殺す」と痛烈に批判。星野さんは「選手に噛み付くことが出来る」ことを指摘。岡田さんについては「金本に下駄を預けた」と指摘。
7.阪神ファンは弱者の味方
〜世の中には勝ち組もいれば、負け組みもいる。そうしないと世の中成り立たない。
8.仏からの預かりもの
〜阪神ファンであることで宗教心は心底から理解できるとw
9.チーママのいる高級クラブ
〜阪神タイガースの一軍の選手はみんなチーママだと思ったほうがいいとは、うまい指摘だ。。。
10.欠点こそ個性である
〜ここの章はイチローのことにしか言及していない。
以下、
野村は無責任だとか、
星野さんはサーカスの名調教師とか、
管理野球は嫌いだとか、
アマチュアリズムとは下手を楽しむとか、
東大野球部にアマチュアの極みを感ずるとか
この本で野村はタイガースの悪口ばかり書いているとか
その本にファンのことまで甘やかしすぎと批判しているから売られたケンカは買いましょうとか
巨人は勝つことを宿命づけられている=他のチームは負けることを宿命づけれているとあのチームの偉い人は前面に出しすぎのエゴイストだとか、
阪神ファンなら共感できる内容満載であります。
[PR][書感]『人生哲学 阪神タイガース的』人生を楽しむ秘訣 - WEBマーケティング ブログ


V逸ショックは西武さまのおかげで薄れてきました。私はやっぱり応援しているチームには勝ってほしいので「負けたてかめへんやんか」の心境にはなれないなぁ。2003年の強い阪神になってからのファンだからか。なんだか、V逸ショックで「日シリ見ない」という人もいて、それにはびっくりしました。
8月末からの連敗で、じんましんが出たものとしては自分の体のためにも(自己チューですが)阪神には勝ってもらいたいです。
http://www.adxtn.com/に飛んで行ってしまいう件ではご迷惑をおかけしました<m(__)m>
>2003年の強い阪神になってからのファンだからか。
それだと、ひろさちやさんの域に達するには、彼と同じくらいのファン歴を経ないといけませんね(爆)
この本ですか・・・。
確かに、ワタシが読んだ本の端々にも、リーダーや管理職の話しをしつつ、ノムさんを皮肉る文章があったあった。。。
それにしても「仏からの預かり物」って!
深いです。
ひろさちやさんの著書では、
「日本人の良識」(アスキー新書)もおすすめです。
<感想文エントリー>
http://ssasachan.seesaa.net/article/108681176.html
lamb_laboさんが紹介していた「サラリーマン劇薬人生相談」はまだ読んでいないので、これから読みます。