本題に入る前に企画の告知
⇒(仮称)野球ファン応援団: 【予想企画】「週刊ベースボール:2009プロ野球全選手名鑑号」の表紙を飾る選手を予想しましょう
渡辺康幸「自ら育つ力 早稲田駅伝チーム復活への道」(日本能率協会)
10年以上低迷を続けていた名門・早稲田大学駅伝チームを、4年で12年ぶり箱根駅伝往路優勝に導いた、常に勝ち続けるための【自己成長のしくみ】を公開!かつて「史上最強ランナー」「伝説の男」と呼ばれた著者は、「超急成長」と「超転落」の稀有な体験から何を導き出したのか?まだまだ大きくなりたい、さらに自分を磨きたいというすべての方の、力強い味方になる一冊。
渡辺康幸といえば、早稲田大学の学生時代(1990年代前半)は箱根駅伝史上最高のランナーと呼ばれて、その頃は将来オリンピックのマラソンか1万メートルでメダルを取るんじゃないかなと思っていたんですが、社会人時代は故障に泣いて、オリンピックすら出場できないまま引退したこと。その後早稲田大学の駅伝の監督になったというのは知ってました。
その駅伝の監督になったとき(2004年)は、ちょうど早稲田はなんとか出場できるレベルで、瀬古さんからも監督就任を反対されたようです。
その後、昨年(2008年)の箱根駅伝では往路優勝、総合2位まで復活させたところで、本書の上梓。今年は総合優勝が期待されていたんですが、東洋大学の柏原が凄すぎた(早稲田は往路・総合とも2位)
以下、本書からピックアップ
・監督初年度はハードな練習で故障者続出〜個人的な体験が他人にも当てはまると思い込んでしまった。
・「自ら育つ力」〜自分が大切に思い、選手にもこれだけは身につけて欲しい
・目に見えるから「目標」という〜できることからレベルを上げていく
・「有言実行」で目標を明確化
・瀬古さんにつぶされたといわれるのは心外
・意味のない決まりは廃止
・防げるミスは確実に防ぐ(自己管理)
・管理され続けると思考が止まる
・自己成長を助ける要素
@明確な目標
A自己管理
Bお手本とするモデル
Cライバル(「勝てる」と思える相手はライバルではない)
D陽のオーラ(プラス思考)
・高校時代(市立船橋)は小出義雄氏が監督で、誉め上手だった
・「弱み」を埋めるパートナーを持て
(山の上り下りの経験のある人をコーチに)
・必ず願いがかなう「雨乞いの踊り」
・自分が想定していた役割と違う立場におかれても、その立場をしっかりこなすことで新たな適性を発見できる
<ご参考>
・早大の渡辺康幸駅伝監督、 『自ら育つ力』で駒大に宣戦布告!(スポナビ)
・「自ら育つ力 早稲田駅伝チーム復活への道」発売(日本能率協会)
・渡辺康幸「自ら育つ力」(副会長の気儘な日記 PartU)
【Amazonの内容紹介】
「箱根駅伝史上最強」「伝説のランナー」渡辺康幸の初の自著。
10年以上低迷を続けていた名門・早稲田大学駅伝チームを、4年で12年ぶり箱根駅伝往路優勝に導いた、常に勝ち続けるための【自己成長のしくみ】を公開!
かつて「史上最強ランナー」「伝説の男」と呼ばれた著者は、「超急成長」と「超転落」の稀有な体験から何を導き出したのか?
■千葉のサッカー好き少年を急激に成長させた「小出マジック」
■オンボロ合宿所に住み込み始めて目にした競走部の「現実」
■シード落ちの夜、涙で交わしたそのまんま東(東国原英夫)氏との言葉
■世界まで上り詰めるための早稲田流「カマス実験」
■伸び悩むときは「弱み」に目をつけよ!
■一般入試組の選手を全日本メンバーに仕上げる「相楽再生工場」「相楽ノート」の秘密
■いつもは温厚な「兄貴分」ワタナベ監督がキレるただ1点の「逆鱗」
■どん底にあった三輪を立ち直らせた竹澤健介の「一言」
著者・渡辺康幸自身、また早稲田大学競走部現メンバーの成長エピソードをふんだんに交え、リアルかつ具体的な育成メソッドを紹介します。
まだまだ大きくなりたい、さらに自分を磨きたいというすべての方の、力強い味方になる一冊。
内容(「BOOK」データベースより)
伝説のスーパーランナーが、7度の挫折を経て、箱根に帰ってきた。10年もの間低迷し続けた名門チームを再建し、優勝候補に押しあげた、「ワタナベ式」成長システムを全公開。
なお、パ・リーグでも試合開始時間を加えた今季公式戦の詳細日程発表がありました。当ブログ管理人も試合観戦予定を計画しようと思っておりますが、人気ブログランキング野球部門やにほんブログ村 プロ野球経由で他の野球系ブログもあたってみてください。

