一々反応してもキリがないので、詳しいことはこちらからでも
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ということで、当ブログでは以前読んだ野球関連の本の感想文でも。
・テレビ大阪スポーツ部「藤井康雄(ミスター・ブルーウェーブ)の突破力」(東邦出版)
球団の激震、自身の激動を乗りこえた、心優しき男の実直な生き様とは
幹部候補の元・名選手に突然下された、スカウト転向の辞令。
その時、45歳のミスター・ブルーウェーブは何を思ったのか。
丸1年におよぶ密着取材を敢行!
2006-2007 冬/大どんでん返し
2007 春/勉強、そして勉強
2007 夏/わからない
2007 秋/本当の自分を見失うな
2007-2008 冬/早くユニフォームを着なきゃ
2008 秋/再出発
関西にお住まいのオリックスファンの方なら、ご存知かと思いますが、昨年の8月にテレビ大阪でOAされた「人生第2章 藤井康雄物語〜背番号はないけれど〜」。この本は、その番組を書籍化したものです。
企画したテレビ大阪のスポーツ部の部長さんが、阪急ファンだったのが大きかったですね。しかも、藤井さんと同学年だったりするわけで。
「甲子園球場はなんとなく敷居が高かった。西宮スタジアムには行きやすかった。選手も待っていたら気軽にサインもくれたしね」
この部長さん、オリックスと近鉄の合併は認めたくないようですね。
「近鉄が身売りをして楽天とオリックスの両球団にバラバラに受け入れられ」って、
それにしても、藤井さんの人柄の良さが伝わってくる内容です。
スカウトの仕事のこともよくわかったしね。
以下、本書からピックアップ
・藤井さんが2007年1年間のスカウト時代に担当した選手は、小瀬(当時青学大、現オリックス:外野手)、宮西(当時関学、現日ハム:投手)、中田翔(当時大阪桐蔭高、現日ハム)ら。
・球団ジャンパーはオリックスBWが一番最初。アパレルとして売れるモノ、すなわち家から着て、電車に乗ってても違和感のないものを作った。
・オリックスには、同じ関西の人気球団である阪神へのライバル心が強い。
・中田 翔への評価「清原以来、こんなバッターを見たことがない」
・同級生(プリンスホテル同期)の中島輝士も同じ時期日ハムのスカウトを。中田獲得を花道?に日ハムコーチとして復帰。
・表裏のない性格
・4位の選手は化けたら面白い
(管理人注:金本、イチロー、桧山など)
・「一人っ子で欲がなかったから、タイトルには縁がなかった」
・満塁ホームランNPB歴代2位(1位は王さん)
・小瀬獲得の要因「レフト前ヒットで相手が気を抜いたのを見のがっさず二塁打に」
・プロは自分のスタイルを確立することが大事
・藤井「現役時代はサインを断ったことがない」
・2007年オフには編成に転任。〜最初の仕事は、古木⇔大西のトレードの立会人
・2008年オフからは、二軍の打撃コーチに復帰〜これからは、岡田や古木を育てる。
と、スカウトや編成の仕事はいい経験になりましたね。
大二郎の次の監督という話も出てくるんじゃないでしょうかね?
<ご参考>
・藤井康雄 グランドスラム
・Moulinの日記:2009-01-23 『藤井康雄の突破力』
・Honki! 子供物流課 H.M 『突破力』
・やまのむぎふみ ゆらら雑記帳(のーと) 「藤井康雄の突破力」
・当ブログ:怪物たちの世代〜その時、甲子園は揺れた(竹書房)
・(仮称)野球ファン応援団「【晴球雨読】野球関係書籍読書感想文トラックバックステーション」
なお、来年の開幕の話とか、アジアシリーズの件とか、その他の野球関連のニュースはこちらで
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ラベル:藤井康雄