2006年06月05日

加藤 鉱/トヨタが「プロ野球」を持たない理由

加藤 鉱 (著)/トヨタが「プロ野球」を持たない理由―儲からないビジネスモデル(宝島社)
大リーグに追随、非合理的、「巨人」だけが儲かる世界。成り上がり企業しか手を出さない、儲からないビジネスモデルであるプロ野球の現状を丹念に取材。また、トヨタ自動車が球団を持つ条件を徹底検証する。

>トヨタが「プロ野球」を持たない理由
アンチファンがトヨタのクルマを買わなくなってしまうリスクがあるからだそうです。
サントリーも同じようなこと言ってました。

しかしながら、この本トヨタを引き合いに出してますが、本当のところはプロ野球の問題点を浮き彫りにしているのがメインです。

メジャー球団はめちゃくちゃ儲かるらしいですよ。
日本の球団で儲かってるのは巨人と阪神だけみたいだけど。。。

筆者は1リーグ16球団4地区制を提案してますが、自分は一部8球団、二部8球団の入れ替え戦ありの上下2リーグ制もありかと思います。

星野さんが巨人の監督になっても、いわゆる「延命治療」的なもので本当の改革が遅れるという意見には同意。


目次
第1章 ドラゴンズ買収を断念したトヨタ
第2章 ソフトバンクと楽天の誤算と光明
第3章 今季ペナントレース後に身売りされる球団
第4章 落日の読売巨人軍
第5章 日本プロ野球興亡史
第6章 大リーグビジネスは蜜の味
第7章 本当に二リーグ制でいいのか
第8章 打つべき手はある
第9章 中国野球リーグの現実
第10章 トヨタのアキレス腱中国とプロ野球
終章 二〇〇六年を乗り切れないプロ野球界

なお、作者のこの本に関するインタビュー記事はこちらから→大企業はなぜプロ野球球団を経営しないのですか

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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 08:00| 🌁| Comment(4) | TrackBack(2) | スポーツ関連読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
サントリータイガースはダメ虎時期に
何度もあがってましたね。(で、監督が川藤と。)

デオデオカープってのもあったような。

とにかくライバルがいっぱいいる会社が
今から球団持つのは損かもな。

正当な巨人ファンは絶対に阪神電車に乗らず
「甲子園口」からやってくるというが真偽は?


Posted by ちゃれんじ@ちゃれとらマスター at 2006年06月06日 09:16
>ちゃれんじ@ちゃれとらマスターさん
既存会社には球団持つうまみはあまりありませんね。

>正当な巨人ファンは絶対に阪神電車に乗らず
>「甲子園口」からやってくるというが真偽は?
甲子園口からのバスは、阪神電鉄バスなんですよね。
残念ながら。。。

Posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 2006年06月06日 12:44
> この本トヨタを引き合いに出してますが、本当のところはプロ野球の問題点を浮き彫りにしているのがメインです。

 これはおもしろそうな本ですね。
 ご紹介ありがとうございます。今度読んでみます。
Posted by Honeywar at 2006年06月07日 01:28
>Honeywarさん
これからも月曜日は、野球関連本紹介シリーズにしますよ。
お楽しみに。。。
Posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 2006年06月07日 06:01
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