
野村克也・野村克也「野村セオリー―<絆>」(海竜社)
「絆」を軸に夫妻が語りおろした人生を励ます言葉。
<内容概略>
日本プロ野球界史上、名選手にして名監督、名解説者として名を馳せる野村監督が、自身の体験と読書によって培った知識をもとに、達人たちの名言も織り込んで、「チームプレーの絆」「出会いの絆」「野球人生の絆」の章を語り下ろしています。
「プレー一つひとつに思想、哲学、原理の確立が必要」「進歩とは変わること、変わる勇気を持つこと」「他人の評価こそが人生の指針。挑戦することに価値がある」「重荷があるから努力できる。大地に足をつけて歩いていける」ほか、豊かな人生体験が醸す本物の生きる知恵は、社会人として生きてゆくうえでの貴重なアドバイスです。
その監督にして「野村克也引く沙知代はゼロ」と言わしめる夫人は「夫婦の絆」と「家族の絆」の章を語り下ろしており、最近の耳目を集める痛ましい事件の原因・遠因に「絆」の消失があると訴えます。
とここまでは、出版社の書評から書き出した内容ですが、この本怖いもの見たさで図書館で借りてしまいました。
深い人生論となのか、単なる夫婦ののろけ本なのか。。。
まず、この本を読めばノムさんとサッチーが固い絆で結ばれていることはよくわかります。
ノムさんがいつも言っているように「固定観念は罪、先入観は悪」ですから、サッチーが表紙に出てるからといって毛嫌いせず読んで見ることをおすすめいたします。
名古屋の方の監督といい、名将には(「本人にとっての」という限定付で)名妻ありです。
この本に東北楽天イーグルスについて、
「強者を倒す、弱者の戦い方がある。昨年の楽天はまだそこまでは
行っていなかった。これから戦う土台を作らなくてはいけない。」
と書いてありましたが、今年の楽天さんは楽しみです。
クライマックスシリーズ進出まで行くか?
西武は松坂、日ハムは小笠原・SHINJOが抜けた穴はかなり大きいとは思いますので、3位ならチャンス十分です。
田中君をどう使うのかも楽しみですか、その女房役となる嶋捕手をどこまで成長させるか。。。。
古田兼任監督や矢野さんクラスの名捕手に成長させること。
それがノムさんの最後?の仕事ではないでしょうかね。
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