いのうえかずきくんシリーズＭＶＰへ一歩前進？

中日、３アーチで快勝　西２−８中

◇日本シリーズ

　西武−中日第４戦（２勝２敗、１８時２１分、西武ドーム、２９、０７３人）

　中　日　０１０　４２１　０００ー８
　西　武　０００　０００　１１０ー２
　▽勝　山井１試合１勝
　▽敗　張誌家１試合１敗
　▽本塁打　リナレス２号（１）（張誌家）アレックス１号（１）（張誌家）
　　　　　　井上１号（３）（張誌家）中島２号（１）（平井）


今日もこの方に登場してもらいましょう。


いのうえかずきくん、第２戦の好プレーに続き、３ランで魅せる！

でも、シリーズ２１打席目にして初安打！


本物の井上一樹君の写真を見たい方は、
・中日快勝、２勝２敗に（スポニチ）
・中日勝利呼ぶ井上３ラン！／日本シリーズ（ニッカン）

記事のみ
・★流れを引き寄せた−井上の３点本塁打（サンスポ）
・中日大勝！２勝２敗のタイに（あ報知）


【試合総括】
　台風の影響で１日順延となった日本シリーズ第４戦、中日が３本塁打と山井の好投で８−２で勝ち、対戦成績を２勝２敗のタイに戻した。
　負ければ後がなくなるこの試合、中日先発の山井が素晴らしい投球を披露した。毎回走者は出すものの、キレのいいスライダーで要所を締め、６回を無失点、６奪三振の力投だった。シーズン中は、試合前のジャンケンで先発を勝ち取り、その試合でプロ初完封を飾った山井。一部では川上の先発も予想されていたこの試合で、落合監督の期待に見事応えた。
　また、打線も山井の好投に応える。２回に好調リナレスのソロ本塁打で、このシリーズで初めて先制すると、４回にもアレックスのソロと井上の３ランが飛び出す。５回、６回にも適時打で追加点を奪い、中盤までに８−０と大きくリード。終盤に２点を失ったが、最後は岩瀬が締めた。
　このシリーズ、引き続き打線は好調だ。この試合も西武のお株を奪う一発攻勢で、シーズン中の貧打を忘れさせた。特にこの日５番に入ったリナレスは、本塁打以外にも二塁打と２四球で４度も出塁。３得点を挙げる活躍を見せた。
　一方で不安なのは自慢の救援陣。この日も２番手の落合、３番手の平井がつかまり、ピンチを迎えた。この日は大差がついたが、第５戦以降は終盤もつれることが予想される。中日が日本一になるためには、やはりシーズン中何度も見せた「勝利の方程式」で逃げ切ることが不可欠だ。
　２勝２敗のタイだが、第４戦を制したことで、本拠地ナゴヤドームに戻ることは決まった。第５戦を何としても物にし、王手をかけて、凱旋（がいせん）を果たしたい。

＞第５戦は、ライオンズ：西口、ドラゴンズ：川上の先発予想。
＞ということは、いのうえかずきくんのスタメンの可能性大。
＞ＭＶＰ争いは、リナレスが一歩リードといったところだけど、あと２勝分でがんばれ！
＞ナゴヤでサヨナラ打打って、優勝を決めれば、決まりだよ！


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