小関順二「プロ野球でモノになる奴の法則」(廣済堂出版)
スカウトもびっくりの成功法則満載!!
スカウトも認めるドラフト分析の第一人者が、膨大な観戦データから導いた目からウロコの成功法則。 野球ファン、選手、監督、コーチ必携!現役プロ選手から来期ドラフト候補までズバリ提言!
<読んだ直後の感想>
いやあ、よくここまで細かく分析できるなぁ〜、だから稼げるのね・・・
所感をさらに細かく書いていくと1回のエントリーでは書ききれませんが、この人に一度どっかのチームのGMでもやらせてみたらどういうチームができるのか?楽しみ。
以下、ネット情報から
楽天ブックスから
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
スカウトも認めるドラフト分析の第一人者が、膨大な観戦データから導いた、目からウロコの成功法則。
【目次】(「BOOK」データベースより)
1 投手編―なぜ、モノになる130キロ投手とモノにならない150キロ投手がいるのか
(モノになる投手のポイント/腕がトップの位置にある時、左足はまだ着地しなくていい ほか)
2 打撃・守備・走塁編―「球種を読まずに打てる」の法則
(モノになる打者のポイント/粘り強いステップは「球種を読む」という呪縛から解放する ほか)
3 プロ野球選手編―プロの壁、プロの奥義
(「球種を読む」が彼を普通の打者にしている/「自分は変化球投手」―ダルビッシュ語録の深い意味 ほか)
4 2007高校生ドラフト指名選手のテクニカルチェック―このままでモノになる奴、ならない奴
(高校生ドラフトで指名された20人をチェック/カーブの時のクセが見破られている―津田大樹 ほか)
5 2008ドラフト候補選手チェック―モノになるにはここが足りない
(「尋常でない足」を持つ投手―巽真悟/小関式「投球フォーム12のチェックポイント」をオールクリア―高橋雄輝 ほか)
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
小関順二(コセキジュンジ)
スポーツライター。1952年、神奈川県横須賀市生まれ。日本大学芸術学部卒業。88年、ドラフト会議倶楽部を結成し、毎年ドラフト本番前に行う「模擬ドラフト」が話題になる。全国各地の球場で年間300試合を超える観戦をこなし、アマチュア野球に精通した野球の語り部として『週刊文春』『週刊現代』等の野球コラムでもお馴染み。観戦時はストップウォッチで一球ごとのデータをとり、数字が物語る客観的な視点をベースにした語り口が、読者や野球関係者の信頼を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Amazonから商品の説明
出版社/著者からの内容紹介
アマチュア野球の語り部として有名な小関順二氏が、年間300試合を超える観戦データから導いた「目からウロコの野球成功法則」という、野球ファン、選手、指導者必携の一冊です。「これなら打てる!始動とステップの法則」「斎藤佑樹の抱える唯一の欠点」「松坂大輔のフォームを真似してはいけない」等、技術を語りながらもあきさせない内容になっています。
出版社からのコメント
原稿をもらったとき、なるほど!と唸らせる説得力と、技術を語りながらこれほどわかりやすい内容の本があっただろうか、という小関さんの語り口の巧みさに感心しました。この手の本はたいてい図解などが入らないとわかりにくいものだったりしますが、この本は一切の図解を使わず、それでいて不明瞭な点がないという見事な本です。実際の試合をモデルにシンプルで深い理論を語っていますから、飽きずに読み進めることができると思います。
カバーの折り返し
「そうだったのか!! もっと早く知っていればよかった・・・」
こんな後悔をしないために、いま、読んでほしい、
小関順二、渾身の野球学
抜粋
技術話は退屈である。誠実に取り組めば取り組むほど、延々と同じことを繰り返し書かねばならない。それは書き手にとっても読み手にとっても苦行でしかない。そこで方法論が問題になる。僕が考えたのは次のようなことである。
ドラフト会議で指名された選手が、○月○日の試合で[どのようなバッティング]をしたのか、[どのようなピッチング]をしたのか、技術を中心に書く。これなら選手の顔が見えるし、技術話が具体的になるから、読み手は退屈にならない----そう思って着手して出来上がったのが本書である。
書いていくうちに、成功するための「絶対法則」が技術の中に存在することを知った。たとえばバッティングなら、このタイミングで始動したらこのステップ、という法則が存在する。しかし、相手の投手は日々変わり、自分の心身の状態も日々変わり、成功法則は手に入れたと思った瞬間、手の中からスッと逃げてしまう。僕は競技者の経験がないからそういうことを「感覚」でしかわからないが、3年間で1000試合近く球場で野球を見ていると、その「感覚」が異様に研ぎ澄まされてくる。だから、野球ファンだけではなく、競技者にも指導者にも本書を手に取って読んでほしい。考えるヒントがこの本の中には、たくさん埋まっているはずだ。
「その2」へ続く