2008年04月08日

星野流&お知らせ

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昨晩、星野さんが「カンブリア宮殿」に出演していたとはつゆ知らずorz、その内容についてはたぶんこの本とかぶるところがかなりあるのでは。。。
   ↓
星野仙一「星野流」(世界文化社)
星野監督が語る勝つための「人」「組織」そして「発想」とは?
いま日本で1番燃えている男・星野仙一が語る監督生活14年の集大成。勝つための「人」「時」「組織」をつかむ発想法を明かす。

目次
第1章 人をつかむ20の法則
(誰に対しても「わかりやすい存在」でなければいけない/是々非々を徹底的に。/「怖さ7割・やさしさ3割」でちょうどいい ほか)
第2章 時をつかむ13の法則
(有事にこそ燃えるのが男だろう/迷ったら前へ、迷った時には必ず前へ ほか)
第3章 自分をつかむ16の法則
(「普通のこと」として、部下への愛と人間関係での信義を大切にする/一年、一年の単年契約が勝負の世界の男の「たしなみ」 ほか)
第4章 組織をつかむ21の法則
(チームの標語をころころ変えるな/協力者とは一体化するまで、一本化できるまで徹底して話し合う ほか)
第5章 成功をつかむ7の法則
(人集め、人育て、人使いの「基本ベース」を真剣にやれ/ビジョンのない人間は邪魔。ビジョンがない、定見がない―で組織は混乱する ほか)

20+13+16+21+7=77って、無理やり77にこだわっていることはおいといて、本書によれば星野さんの監督時代の背番号77というのは、
ジャイアンツV9時代の川上哲治元巨人監督の背番号
から取ったというのは皆さんも知っているとは思いますが、ほかにも
・130試合制の頃の優勝ライン
・ゴルフのスコア目標
でもあるらしいです。

それはさておき、全415ページ。非常に読み応えのある本でした。注目の点をいくつかあげると。
・人間は素直に自分を出せるかどうかだ
(野村前監督に酷評された今岡が変わったという例を出している)
・低迷期のタイガースの選手は受身であった。島野コーチのアドバイスにしたがって自由にやらせるとのびのびしてきた。
・鈍感は悪。周りにも自分にももっともっと気を遣え
(タイガース監督就任当初はサインの見落としが多かった)
・いつもニコニコ、感じの良さそうな優男が案外食わせ者で、ごっつくてあまり感じのよくない無愛想なやつが付き合ってみると案外いいやつだったりするもんだ(伊良部の例)
・ベテランには声をかけるだけでいい(落合や立浪の例)
・慢心には圧力をかけてやる(井川・赤星の例)
・ダブルポジションを渋る桧山を叱る
・今岡のようなつかみどころのないタイプは絶対に叱ってはいけない。叱ると内にこもって、生き生きしたプレイができない。
・自分がそうだから母子家庭の選手にはひいきしてしまう。
・新庄が2006年シーズン開始早々に引退宣言をしたのは、過去進退でごたごたして回りに迷惑をかけたことの反省なんだろう
(1995年の突然辞めます宣言、2000年のFAメジャー行き)
・なまじノーヒットノーランをすると大成しない
(プロ初登板でノーヒットノーランの近藤や野口(現巨人)など)
・時には「ファンを無視」しなければいけない瞬間もある
(山崎武司のHR王獲得のため、松井秀喜を4打席敬遠)
・妻が亡くなった年に中日最下位。それがゆえにまわりに同情された
・島岡流=厳しさと激しさの中でこそ人は伸びる
・島岡さんに教わったこと
〜自分に10人の味方がいれば、同数の敵もいる。その敵を恨むな。その者の意見にも耳を傾けてみろ。そこでよいヒントを得る場合がある
〜人はいいときはちやほやするものだが、そうでないときにには誰もよってこない
・川上さんの教え〜指導者として人を教えていくには、まずは自分というものをよくしていかなければいけない
・前任者の色を消す人事は絶対にしたくない
・井川の場合、ピッチングのすべてが中途半端だからメジャー行きに反対したが、あまりにもまわりに溶け込もうとしないのでは精神衛生上ほかの選手にいい影響を与えないから最終的には容認した。
・生え抜きだからといって改革ができないというわけではない。それは覚悟の問題
・いいコーチの条件
 @監督によく我慢させるのがコーチの実力、コーチの真価
 A選手には嫌われなければいけない
・ノムさんは「弱者の野球」。自分は「弱者を強者にする野球」
・その順番は「体」・心・技
・タイガースで選手たちが仲間同士キズをなめあう姿には驚いたしあきれた
・新人獲得時のルール
 @カネのかからないスカウティング
 A去るものは追わず
 Bおかしな契約はするな
 C地元の選手には固執しない
 D「父兄会」をよく観察しろ
・FAやトレードで獲得する場合のルール
 @マネーゲームはしない、カネで釣らない
 A両天秤にかける選手は獲らない
 B巧いことはいわない、口約束はしない
 C同志的な共鳴・共感、心意気を大事にする
 D情実を振りまわさない
・タイガースの1年目のオフの大量整理は、前任者の「背信行為」の尻拭いをしたにすぎない
・プロ野球に携わる経営者や連盟・機構のトップには「野球」を愛してほしい。大切にしてほしい。
・タイガースほど世間やマスコミの意見を聞いてしまう球団はない。チームつくりの主眼・ビジョンがないままでは振りまわされるだけ。それが長期低迷の原因であった
・野球界にはマーケットリサーチが足りない
(管理人注:球団別ファンのシェアすらNPBにはない)
・改革というのは「あたりまえのこと」を「あたりまえにすること」


【お知らせ】
SportsNaviブログで「あさちゃん。スポーツ」というタイトルで、こことは若干切り口を変えたブログを展開中でありましたが、諸般の事情により「阪神タイガース世界一への道〜野球狂あさちゃん。(スポナビ版)」という名称に変えて、ここのミラーサイトとしての位置づけることにしました。
基本的には、ここにUPした後、テキストをスポナビ版にUPする形をとりますが、野球の試合の所感以外の記事はUPしない場合もあります。
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posted by スーパーサウスポーあさちゃん。 at 05:59| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ関連読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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