
加藤英明/山崎尚志「野球人の錯覚」(東洋経済)
「四球は安打より悪い」「これで流れが変わりました」「延長戦は後攻が有利」・・。プロ野球解説者の言う通説やジンクスは本当か? 野球人が陥りやすい錯覚をデータで分析。
■目次
第1章:人間は誰でも錯覚する 「野球の通説」にも似たケースが?
第2章:「試合の流れ」って本当に存在する?
第3章:検証!「勝利の方程式」
第4章:「野球のジンクス」嘘?本当?
人というのは記憶に残ることがすべてだと思う錯覚をするようで、総括すると、いわゆる「野球の通説」と呼ばれているものの多くはデータ的にそのとおりだと検証できなかったという結果だったとのこと。
(2005年のデータから、セ・リーグでは1番から、パ・リーグでは3番から始まるイニングでの得点確率が高かったということや6回に得点確率が高かったことは検証できた)
「チャンスの後にピンチあり」とか「ピンチの後にチャンスあり」とかは検証できず。
e.g.
1992年終盤の甲子園の阪神−広島戦。前田?の右中間の当たりをセンター新庄がダイビングキャッチ。その後の打席でサヨナラ2ラン!
なんてこともありましたね。
・2008年4月5日巨人−阪神@東京ドーム。
5回裏先頭李のセンター前に抜けんかという当たりをセカンド平野好捕。その次の打席でボテボテの3ゴロ内野安打で出塁。二盗の後、アニキの2ラン!一方、巨人は8回表平野の左中間の当たりをセンター亀井ダイビングキャッチ。しかし、その裏1点返した後の二死二塁で回ってきた打席では二ゴロ凡退。。。
盗塁や送りバントやヒットエンドランランなども若干効果がある程度。
スクイズの有効性については、サンプル不足で結論付け不可能。
延長戦は後攻有利、大量点の次の試合は打てなくなる、無死満塁からは意外に点が入らないとかいうのは検証されず。
ということで、この本で言いたかったのは、データ重視のみというだけでなく、データ分析を徹底的にやった後は、運を天に任せるしかないと。
内容紹介
あなたの野球観は通説や記憶に惑わされていませんか?
野球解説を聞いていると、次のような言葉を聞くことが多いでしょう。
「このエラーで流れが変わりました」
「キャッチャーに打たれてはいけません。
流れが悪くなります」
しかし、この「流れ」は本当に存在するのでしょうか?
また、ジンクスやセオリーとして私たちが信じているものは、
実際データを取ってみるとどう判断できるのでしょうか?
●延長戦は後攻が有利?
●ラッキーセブンに点は入りやすい?
●ホームランやエラーは流れを変える?
●「チャンスの後にピンチあり」は本当?
●盗塁は有効な戦術か?
●送りバントは意味がある?
プロ野球ファンの大学教授が通説、セオリー、ジンクスをデータで徹底分析。
野球の見方が変わる本!
ちなみに、この本に書かれている内容に関して、昨日見た試合では、
1.攻撃ミスの後は失点しやすいという通説はデータでは検証できず
5回表福原バント失敗ゲッツーorz
↓
その裏お約束の福原炎上!orz
2.無死満塁は点が入りにくいという通説はデータでは検証できず
5回裏ジャイアンツ何点取った?→スコア
その観戦のジンクスのからみで、福原が投げて勝った試合をなかなか見てないような気がするので、当ブログ開設以来の記録をさかのぼると、
<自分の観戦試合先発投手別勝敗>
能見 5(3)勝1(0)敗
安藤 4(4)勝1(1)敗
下柳 3(2)勝1(1)敗
上園 2(2)勝1(1)敗
杉山 3(3)勝3(2)敗
小嶋 1(1)勝1(1)敗
岩田 1(0)勝
金村暁1(1)敗←日ハム時代しかもファーム
福原 2(0)勝4(4)敗←この試合も
(注)( )内は本人についた勝敗。ファームの試合やオープン戦も含む。2008年在籍選手のみ。
ということで、昨日の負けはめぐり合わせが悪かったとして、今度の日曜日もハマスタ行くんだけど、能見か上園と入れ替え希望(爆)
でも、福原のプロ初勝利(1999年4月2日巨人戦@東京ドーム・中継ぎで登板)は見とるんだが・・・
【スポーツ関連読書記録の最新記事】





先に感想文、出されちゃいました。
私にとってなじみのある大学のHPを見ていて
近著として紹介されていたので購入したところです。
なお、学生がVTRの前でのデータ収集に借り出されたらしいくだりを読んで
この人のゼミに研究生として入りたかったよ〜と
思ってしまいましたよ。
こういうゼミの研究なら、ぜひともやりたいですね。