

巨4−5神◇東京ドーム◇試合時間3時間34分
神|030 001 010|5
巨|200 000 200|4
勝:江草1勝
S:藤川1勝1敗12S
敗:山口1勝1敗1S
1裏:ラミレス2ランで2点
2表:鳥谷2ラン、矢野ソロで3点
6表:金本ソロで1点
7裏:ラミレスの判定2塁打、ゴンザレスのライトゴロで2点
8表:葛城の適時打で1点
本塁打
神:鳥谷4号、矢野1号、金本5号
巨:ラミレス9号
投手
神:下柳-能見-渡辺-江草-藤川
巨:木佐貫-藤田-門倉-山口-西村
◇観衆40573人(人気ブログランキング野球部門堂々1位の方もこの中に)
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伝統の一戦にふさわしく色々あった試合ですが、
アニキこれが男だ!頭に死球後、お返し一発(スポニチ)
だから「鉄人」と呼ばれるのだろう。1点リードの6回1死。門倉のフォークを振り抜いた阪神・金本の打球が右翼席に突き刺さる。5号ソロ。何事もなかったように4番はダイヤモンドを一周した。
「少し泳いだけど、うまく残して打てたよ」
球団史上初の400号に王手をかける本塁打は、普通の一発ではなかった。3回2死。カウント2―1からの4球目、木佐貫が投げた141キロの直球がすっぽ抜け、後ろを向きながら避けた金本の後頭部を直撃した。関西弁の怒号が飛び交う中、約3分間も打席付近でうずくまっていた。
「もろやったな。意識はずっとあったけど、立ち上がるのは怖かった。経験上、ああいう時はふらっとするから」
ベンチでアイシング治療を終えると、不死鳥のごとくベンチから姿を現した。謝罪した一塁・小笠原に手を振って「ええよ」と合図。手負いの状態ながらも、次の打席は弾丸アーチで即お返し。鉄人ならではの“報復”で生きざまを魅せた。
岡田監督は「(6回は)4球とも全部変化球。インコースに来ないのは分かっとるし、ベテランの読みと気持ちやな」と舌を巻く。チームも3連勝で貯金14。金本は試合後、都内の病院へ直行し、CT検査の結果「左後頭部打撲」と診断された。「あれは威嚇した球でもないし、故意でもない。オレは何でもない。大丈夫だから」。試合後でさえも、アニキの心意気にあふれていた。
ここで、終わってれば「アニキ、一生ついていきます(阪神ファン一同)」と絶賛のエントリーとなるところが、公式ファンクラブはこんなときのために10人目の野手を募集していたんでしょうか?
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阪神ファンが妨害?ラミレス幻の逆転3ラン(スポニチ)
“神の手”に逆転3ランをはね返された!?巨人は7日、阪神戦の2点を追う7回1死一、二塁からアレックス・ラミレス外野手(33)が左翼へ放った本塁打性の打球が、阪神ファンの妨害を受け二塁打と判定される不運。これが響いて1点差で惜敗した。後味の悪い連敗で、首位・阪神とのゲーム差は今季最大の8・5。早くも正念場を迎えた。
誰もが目を疑った。低い弾道で左翼席へ向かって飛んだラミレスの一撃は、スタンドから身を乗り出した阪神ファンの手に当たり、角度を変え失速したように見えた。打球はフェンスの最上部に当たってグラウンドにポトリ。すぐさま真鍋三塁塁審はボールデッドを宣告した。巨人ファンの「ホームラン!」の大合唱が響く中で協議した審判団の判定は「二塁打」。顔を赤らめ、目をむき出しにした原監督の猛抗議も実らず、試合にも競り負けた。
問題の場面は2点を追う7回1死一、二塁。初回に先制の9号2ランを放っているラミレスが阪神・能見の甘いスライダーを強振した。本塁打の判定なら、もちろん逆転3ラン。結果的に“10人目の野手”に阻まれた格好となった。試合後、原監督は「こっちは必死に(判定を)覆すべくグラウンドで全力を出した(抗議した)わけだから。そんなこと言ってもね…」と言葉の節々に不満をにじませた。本塁打ではリーグ単独トップとなったラミレスも「非常に厳しい判定。あれが本塁打なら逆転して勝っていた」と複雑な表情で振り返った。
左翼席で手を伸ばした20代の男性ファンは「(打球は)手に当たってない。横をすり抜けてフェンスに直接当たった」と証言したが、審判団は妨害行為については認めている。真鍋塁審は「ファンの手に当たったというのを確認した上で、当たらなくてもフェンスを越えていなかった、という判断。打球に近かった私が判断した」と説明した。
“幻の逆転弾”は確かに不運だったが、序盤から運気を逃すような拙攻、ミスを連発したのも事実だ。2回は無死満塁で無得点。4回は無死一、二塁から代打・加藤が送りバントに失敗し、結局、無得点に終わった。7回はラミレスの“二塁打”で1点差となり、なお1死満塁でゴンザレスが右前に運んだが、一塁走者の阿部が二塁封殺(記録は右ゴロ)されるなどして同点止まり。試合全体に関しては原監督も「しつこい勝負をする集団にならなければいけない」と話した。
3日からの9連戦でヤクルトに3連勝した勢いはなく、阪神に連敗。借金3で、3位ながら首位とのゲーム差は8・5となった。阪神には4連敗。9日からは2勝4敗と分が悪い2位・中日との3連戦も控える。開幕から上位2強で黒星を重ねているが「われわれは同じ状態で試合に臨んでいる」と原監督。過去は過去として気持ちを切り替え、前を向くしかない。
公認野球規則(2007年版)
3・16
打球または送球に対して観衆の妨害があったときは、妨害と同時にボールデッドとなり、審判員は、もし妨害がなかったら競技はどのような状態になったかを判断して、ボールデッド後の処置をとる。
【付記】 観衆が飛球を捕えようとする野手を明らかに妨害した場合には、審判員は打者に対してアウトを宣告する。
【原注】 打球または送球がスタンドに入って観衆に触れたら、たとえ競技場内にはねかえってきてもボールデッドとなる場合と、観衆が競技場内に入ったり、境界線から乗り出すか、その下またはあいだをくぐり抜けてインプレイのボールに触れるか、あるいはプレーヤーに触れたり、その他の方法で妨げた場合とは事情が異なる。後者の場合は故意の妨害として取り扱われる。打者と走者は、その妨害がなかったら競技はどのような状態になったかと審判員が判断した場所におかれる。
野手がフェンス、手摺、ロープから乗り出したり、スタンドの中へ手をさし伸べて捕球するのを妨げられても妨害とは認められない。野手は危険を承知でプレイしている。しかし、観衆が競技場に入ったり、身体を競技場の方へ乗り出して野手の捕球を明らかに妨害した場合は、打者は観衆の妨害によってアウトが宣告される。
例 ― 一死走者三塁、打者が外野深く飛球(フェアかファウルかを問わない)を打った。観衆がそれを捕球しようとする外野手を明らかに妨害した。審判員は観衆の妨害によるアウトを宣告した。その宣告と同時にボールデッドとなり、審判員は、打球が深かったので、妨害されずに野手が捕球しても捕球後三塁走者は得点できたと判断して、三塁走者の得点を認める。本塁からの距離が近いほんの浅いフライに対しては、妨害があっても、このような処置をとるべきではない。
このルールを厳格に適用すれば、当該ラミレスの打球が「もし、レフトにいた人が触れていなければ」どうなったかで、ホームランかそうでないか判断するところですが、ホーム側からの映像で見る限りはホームランになっていたような感もするし、横から見た映像では違うようだし、微妙なところですが、飛んだ所が阪神ファンのいた所だったのがね。手を出して取りにいったのか、叩き落そうとしていたのかもなんともいえませんが、フェアグラウンド側に身を乗り出すのがあかんですね。
そもそも、東京ドームってHR出やすいんだから、神宮みたいにフェンスを乗り越えられない構造にすべきでしょうね。
序盤に満塁の好機を2回も無得点だったり、しんのすけがその後ライト前の当たりで二封されたり、あのじいさんが見てたので、いったん逆転されても最後には勝っていたかもしれませんが、6点以上取っておかないと、勝ったとはいえないのかもと、勝っても後味が悪い試合でしたね。
これで遺恨が残って、こんなことがないようにね
↓
・酒場で口論、ヤンキースファンがレッドソックスファン殺害(サンスポ)
(((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
<順位>
セ:@神(3.0)A中(5.5)B巨(0.0)Cヤ(0.0)D広(4.0)E横
パ:@西(5.0)A日(0.5)Bソ(0.0)C楽(2.0)Dロ(2.0)Eオ
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